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22 新盆はいつからいつまで、何をしたらよい?

夏になると、毎年「お盆」や「お彼岸」という言葉をよく耳にすることが多いでしょう。お墓参りに出かけるという方も多いのではないでしょうか。お墓参りをする日という認識はあっても、「お盆」や「お彼岸」について詳しく知っているという方は、特に若年層ではそんなにいないのかもしれません。そこで今回は「お盆」についてや「お彼岸」について掘り下げてみたいと思います。

そもそも「お盆」とは?

家族が亡くなった後に、初めての「お盆」に行う法要を「新盆」と言いますが、そもそも「お盆」とは一体何なのでしょうか。

「お盆」とは、旧暦の7月に亡くなった人を祀る儀式のことをそう呼びます。
 少し横道にそれますが、「旧暦」とは、月の満ち欠けで一か月を数えたもので、現在は「太陽暦(グレゴリオ暦)」つまり「新暦」です。カレンダーでよく見る「睦月(むつき)」「師走(しわす)」などの呼び名で知られるものが「旧暦」です。1月を表す「睦月」は、お正月に親族が集まり仲睦まじくする月というのが由来で、2月を表す「如月(きさらぎ)」は、寒さから衣を重ね着する月、つまり”着更着(きさらぎ)”が由来となっているようです。これらの呼び名には、こうした由来が全ての月にあるので、気になった方はインターネットなどで調べてみるといいでしょう。旧暦は月の満ち欠けを基準にしており、新月を月のはじまりとして”1日”であると考えて、次の新月が来ると次の月の1日としていました。それに対して現在の「新暦
は、地球が太陽の周りを回る周期を基準にしています。どちらも「閏月(うるうづき)」や「閏年(うるうどし)」を設け、ズレを調整しているのです。
「お盆」は、もともと仏教用語である盂蘭盆(うらぼん)・盂蘭盆会(うらぼんえ)が由来となった行事のことを言います。 現代では時期や期間などは地方により異なりますが、7月もしくは8月の13日から4日間にわたって行なわれており、供物をささげ、供養をする行事として伝わっています。

「新盆(初盆)」とは?

「新盆」とは故人の死後の四十九日を過ぎてから、”初めて迎える”「お盆
の事を言います。また、「初盆」とも呼ばれています。「お盆」と「新盆」の違いは、”ご先祖様の霊を迎える”のが「お盆」、そして”身内が亡くなって最初のお盆”が、「新盆」です。また、もし四十九日以内に「お盆」がある場合は、その年ではなく、翌年が「新盆」となります。「お盆」には故人や先祖の霊が帰ってくるといわれ、基本的に自宅でお供えや提灯などを置いてお迎えしたり、お墓参りをしたりなどの供養をしますが、「新盆」ではそれに加え、僧侶や親族、故人と親交の深かった人などを招き、法要を行ないます。

「新盆」では僧侶や知人を招いて法要を行なったりするので、毎年行なわれている「お盆」よりも、あらかじめ準備しておく事が大切です。用意する品はもちろん、流れなどをきちんと把握しておく必要があるのです。「新盆」で用意するものは、「精霊棚(しょうりょうだな)」と呼ばれる祖先の霊を迎えるための棚や、「精霊馬(しょうりょううま)」という割り箸などでキュウリとナスに足をつけ、それぞれ馬・牛としたもの、「盆提灯」という、祖先の霊が迷わず家にたどり着けるように灯しておく提灯を用意します。「盆提灯」は「新盆」では”白提灯”を使います。その他には、さらにその年の作物や精霊馬を供えます。「精霊馬」は祖先の霊が来るときは馬に乗って素早く、帰るときは牛に乗ってゆっくり帰って頂くという願いがこめられています。これらのものをきちんと用意しておくことが大切です。ちなみに、お供えするものはお団子が主流ですが、供える日によって名前が付けられており、盆の入りには”お迎え団子”、滞在中とされる期間には”おちつき団子”、盆の明けには”送り団子”と呼ばれています。

「新盆」はいつ頃?

「お盆」は、7月15日を中心とした、7月13日~15日がお盆の期間とされています。しかし、お盆は地域によって時期が違います。

そもそも「お盆」は、明治6年からの”新暦”で7月13日~15日とされていますが、現代日本では旧暦の「お盆」ではなく、新暦の「お盆」から一ヶ月後の月遅れのお盆、いわゆる月遅れお盆である8月13日~8月15日の期間にお盆を迎える地域のほうが多いのです。それは様々な説がありますが、当時の農家は、新暦の7月13日~7月15日は繁盛期の時期だったため、きちんと供養することが難しかったと言われており、農作業が一段落した頃に行なうことにしたためという説があります。東京都では7月の新のお盆が迎える文化が根づいています。ちなみに、東京都などの関東地方南部や北海道などでは7月にお盆がある文化が根づいています。ただし家族によっては7月か8月を選べるなど、これといった決まりはありません。つまり、「新盆」についてもどちらの月に迎えることになるのですが、法要は8月15日に行なう場合が多いようです。

「新盆」の準備

「新盆(初盆)」の際には期間中に僧侶に読経してもらうので、あらかじめ僧侶とスケジュールの打ち合わせや会食への出席の有無などを聞き、わからないことなどはこの時に聞いておきましょう。お盆の時期は忙しい状況であることが多いので、僧侶の手配や案内状の作成などは早めに行なうことが大切です。その後、先ほど述べた盆飾りの準備をして、お供えの準備をします。また、僧侶に読経をしてもらった時にはお布施やお車代、会食に参加しない場合には御膳料を用意しておきます。お布施は大体1万円ほどですが、「新盆」の場合は3〜5万円が相場です。ちなみに、「家族葬」の葬儀を行なった際の僧侶が「新盆」にご出仕頂けた場合は、「家族葬」の葬儀のお布施は5万円ほどで良いとされています。

「新盆」の流れ

「新盆」の一般的な流れは、まず盆の入りにお盆飾りの準備を済ませ、お墓を綺麗にしておいた後、迎え火を焚きます。次の日から明けの前日までに僧侶に読経をしてもらい、お墓参りに行きます。その期間は、お供え物や水を毎日交換し、線香やろうそくの灯も絶やさないようにしましょう。そして盆の明けの日に遅い時間帯に送り火をします。地域によっては「灯篭流し」や「精霊流し」などをするところもあるようです。これらが一般的な「新盆」の流れです。

「新盆」は故人の霊が”初めて家に戻ってくる期間”ですので、親族や友人・知人そろって、特に丁寧にお迎えをしましょう。

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