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高額料金とランク制の二つだけで戒名を否定している人に考えてほしいこと

昨今の葬儀不要論において最も槍玉にあげられるのが戒名だろう。意味のわからない名前を半強制的に与えられ、法外な金額を取られる戦犯のような扱いである。戒名が必要か不要かは各々の価値観に任せるとしても、戒名について考えることは「名をつける」という事がどういうことか、言葉とは何かを考える機会でもあると思われる。

小倉城と城内に残る三基の塚(花塚、筆塚、茶筌塚)について調べてみた

小倉城の「小倉」とは元来、海抜10m前後の低地を古くから日本では「こくら」と称してきたことに由来するものだが、ここは関門海峡に面した地域であるため、古くから防衛のために城が築かれていた。現在の小倉城がある場所に城が立ったのは1569(永禄12)年。毛利氏の手による小規模なものだった。1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いの後、細川忠興(ただおき、1563〜1646)が豊前国一帯を治めることとなり、小倉藩が成立。それに伴い、大規模な城が築かれた。1632(寛永9)年に細川家が熊本藩に移った後、小笠原家が小倉藩主となり、それが廃藩置県まで続いた。


【モノのお葬式】左義長や人形供養など、供養はヒトだけではなくモノも対象

セレモニーホールで「人形供養」をしますという広告があった。私たちは、モノを捨てることにこだわりを持つ民族のようだ。小正月に左義長がある。正月飾りを捨て難いとご先祖様が考えた儀式だろうか。供養というと仏教だが、神社で何かを燃やす行事も小さなお葬式に思えてならない。そういえば、「針供養」もニュースで観た事を思い出した。私が知らぬだけで他にも色んな供養があるのかもしれない。

生前葬のメリット・デメリット、費用相場、まだまだ一般的でない理由等を解説

成人の日、ツイッターで興味深い記事を見かけた。長期間癌の治療を受けている初老の女性が、自分が亡くなった後に葬儀はしなくていい、その代わり自分が生きている内に親しい人や懐かしい人達と会って、楽しく過ごせる時間があればそれが自分にとっての供養。生前葬も直に開催するから、楽しくやりたい…と言った内容であった。葬儀や埋葬の有り方が、従来とは変化している現在、未だ一般的ではないかもしれないが、生前葬について紹介する。


慰霊は宗教的行為?もしも宗教的行為ならば無宗教慰霊施設をどう考えるべきか

日本は政教分離の原則が守られ、公的な場におる無宗教性は徹底されている。しかし、それが慰霊の場にも適用されると様々な矛盾を孕むことになる。無宗教的な慰霊とは何なのだろうか。最近下火ではあるが、戦没者の慰霊施設としての国立追悼施設の建設をめぐって議論が交わされていた。政教分離の原則から、この施設は「無宗教」であることが条件である。宗教とは人知を超えた存在、つまり神仏や霊、また現世とは異なる他界異界の存在を認める世界観である。慰霊という行為は当然、死者の霊を慰める宗教的行為だ。しかし、霊がいないなら慰霊する必要があるのだろうか。無宗教の慰霊とは誰に何に向かい合っているのだろうか。

遺産分割協議が不調に終わった場合の解決策を元調停委員が解説

葬儀が終わり、納骨も無事済ませ、ホットするのも束の間、死亡した人(被相続人)に遺産があり、相続人が複数いて、遺言書がなければ、相続人全員が参加して、誰がどのように遺産を受け継ぐかという遺産分割協議をすることが必要となる。協議で相続人全員の合意ができれば、遺産分割協議書を作成し、遺産を各相続人の名義に変更し、一件落着となる。しかし合意ができなければ、相続人は他の相続人を相手方として、家庭裁判所に遺産分割協議の調停を申し立てることができる。協議で合意ができない原因は相続人の権利意識の高まりと、相続人の間の相互不信にあると言って良い。


藤田田と三人の男 太宰治、山崎晃嗣、カルロス・ゴーン、それぞれの躓き

人が生きている限り、決して避けられないことのひとつが、「自分以外の誰かの死に遭遇すること」だ。それは自分の祖父母、両親、兄弟姉妹、配偶者、親戚などの身内、近所の人、学校のクラスメートや職場の仲間、或いはテレビや映画などで活躍する芸能人や著名人…そうした中には時に、不慮の事故、急な病気、更には自ら命を絶ってしまった人々もいるかもしれない。

北方領土へのビザなし交流による日本人墓地の立て直し事業

北方領土問題は、日本、ロシア(ソ連)間における長きに渡る課題である。歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島からなる北方領土は、江戸時代の1700年代に松前藩による千島統治の記録があり、それから第二次世界大戦後の1949年まで日本人が居住していた。そのため、島の各地に日本人墓地が存在しているが、ソビエト時代の日本人墓地の破壊もあり荒れた状態となってしまった。しかし近年、そんな日本人墓地の立て直し事業が北方領土への「ビザなし交流」により行われている。


甥や姪が相続人となるケースとその注意点。甥や姪に相続させない方法は?

筆者が友人の主催する新年会に参加した際、初対面の方から相続に関する質問を受けたのだが、その後いつの間にか相続税相談会になってしまった。新年早々何を話しているのかと自問自答したものの、結局は質疑応答を繰り返すことになった。そのなかで、ある方が自分の甥と姪に相続させたくないので、どうしたらいいのかと聞いてきた。理由は、殆ど会ったこともなく、素性も分からない人物に自分の財産を相続させたくないからだそうだ。

死を学ぶとは 学問としての死生学

死にまつわる話題は、今でこそ「エンディングノート」「終活」といった言葉で日常的にも取り上げられるトピックになったが、長い間、避けるべき話題であり、実際に身内の死などに直面して初めて向き合うものであった。学問においても、宗教や哲学などの分野では「死」を扱うことはあったものの、それ以外の分野において死をテーマに論じることは好まれなかった。しかし、宗教学や哲学、社会学など様々な要素から死と向き合う「死生学」はゆっくりとその発展を続けてきた。


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