葬儀コラム
TOP 葬儀コラム ノーベル平和賞の「国境なき医師団」は遺産や香典の寄付を受付けており、これも立派な終活の1つかもしれません

ノーベル平和賞の「国境なき医師団」は遺産や香典の寄付を受付けており、これも立派な終活の1つかもしれません

高齢社会の現代、「終活」が広く一般的に認識されるようになってきました。
「終活」とは人生のフィナーレとも言える死について、生前から真摯に向き合い、考えておくものです。
エンディングノートと呼ばれるものも広まっています。死後、自分の葬式はどうしてほしいか、遺産をどうすべきか等、様々な希望を生きている内に書き残しておくノートです。
法的拘束力は無いが、やがて訪れる人生の最期について真剣に考え、向き合い、遺される者に自分の希望を伝える意図があります。

ノーベル平和賞の「国境なき医師団」は遺産や香典の寄付を受付けており、これも立派な終活の1つかもしれません

死をポジティブに捉える「終活」

私達は人生の最期をどう締めくくるのか、自分がいなくなった後、私達は何を遺せるのか。

生き物は皆いつか死にますが、死に対して何の恐怖も悲しみも感じない者は稀でしょう。
誰だって死は怖く、悲しい。死にはネガティブなイメージが付き纏います。ですが、「終活」は死をネガティブなもののみに捉えてはいません。「終活」にはポジティブな希望が含まれています。

「自分が死んでも、残された家族に悲しんでほしくない」、「葬式に大金を使わないでほしい。死に逝く者ではなく、残された未来ある者達の為に使ってほしい」-。
このように考える高齢者は多いのではないでしょうか。

しかし一昔前は、故人の遺志に関わらず「明るい死」や「身内だけの小さな葬儀」は非現実的でした。大切な人を失った混乱の中、必要性のわからない品や儀礼に大金を払い、普段は関わりのない人達も呼ばなければならない従来の葬儀に疑問を感じる人は多かったでしょう。
公に口に出すのは憚られたのでしょうが、現在は世の中にも新しい考え方が広まり、希望ある死としての「終活」が受け入れられてきています。

「家族葬」が流行しています

そんな現代では「家族葬」というスタイルが、従来になかった新たな選択肢のひとつになっています。

形式上の付き合いしかなかった人々に囲まれるより、少数の身内のみで温かく見送られたい人は多いでしょう。
実際問題、大切な人の葬儀をきちんと行いたくても、この不景気のご時世では高額な費用を負担できず困ってしまう人も多いのです。
そういう人達の境遇と心情の両方に配慮出来るのが「家族葬」だと筆者は考えています。

こんな話はナンセンスですが、生前ほぼ関わりがなかった人の葬儀に参列するのは何とも所在ないものです。
私のような者が来て故人は嬉しいか、却ってご迷惑にならないだろうか。何より、このような気持ちで参列して良いものなのだろうか……。なんとも申し訳なくなり、居心地の悪さを感じてしまいます。

そんな小心者ゆえか、自分が亡くなる時は「家族葬」でお願いしたいと考えています。

ノーベル平和賞を受賞した国際NPO、国境なき医師団(MSF)は遺産・相続財産・香典の寄付を受け付けています。

充分な医療を受けられない子ども達や、被災し苦しんでいる人々の為に寄付し、「次の命へつなげよう」というのです。

賛否が分かれそうな仕組みではありますが、筆者は非常に好意的に見ています。
筆者はもし自分が亡くなったとしても、高い花や立派な戒名に大金を支払うより、次の時代を担う未来ある若者達の為に使ってほしいと思います。このような選択肢が受け入れられてきたことも喜ばしく思うと同時に、これも立派な「終活」のひとつではないでしょうか。

考えてみれば、生前から死後を想定し、自分にとってベストな方法を選べるとはなんて恵まれたことでしょう。誰だって愛する人を失うのは悲しいのですが、置いていく方もまた悲しいものです。
だがその悲しみの中で、故人の生前の願いを叶えることが出来たなら、故人が最も幸せであろう方法で送り出すことが出来たなら……、それこそ人生の大団円だと、胸を張れるのではないだでしょうか。

悲しみに満ちたネガティブな死ではなく、希望を含むポジティブな死。現代に生きる私達は「終活」が出来る境遇に感謝し、真摯に向き合ってみたいものです。

ライター 

山田灯火(やまだ とうか) Blog

<併せて読みたい>

8つのご葬儀プラン 追加費用一切なし
(※心に残るシンプル葬除く)

地域の葬儀場を探す 全国3,500ヵ所以上に対応しています

地域の葬儀場を探す

何なりとご相談ください。

どんなささいなこともお気軽にご相談ください。悲しみの中、お客様の何をどうしたら良いか
といった戸惑い・不安や疑問に親身にお応えし、納得とご満足の葬儀へのお手伝いをいたします。

  • 24時間365日受付中
  • 資料請求/お問い合わせ
  • 心に残る家族葬サポートデスク私たちがお手伝いいたします。
  • 資料請求で差上げます! キャッシュバック申請は、アンケートで

選べる多様なお支払い方法

  • 先得割

    1000円の入会費で
    最大7万円お得!

    詳しく
  • 全額返金保証

    請求額がお見積り
    金額を上回った場合
    全額返金します

    詳しく
  • 二回目以降特別割

    2回以上のご利用
    葬儀費用がさらに
    お得に

    詳しく

ご葬儀の実績

  • 143,000
    直葬プラン

    直葬・火葬式を市川市斎場にて執り行いました。追加料金はかかりませんでした。
  • 335,000
    一日葬プラン

    ご家族以外に参列者がいらっしゃらないとのことで、 二日間拘束される通夜葬儀ではなく、一日葬をご提案しましたらご了承いただきました。
  • 495,000
    家族葬プラン

    集会場を利用して町内会の皆さまやご近所の方々をお呼びしてご葬儀を執り行いました。
  • 795,000
    お葬式プラン

    少人数ではありましたが、故人様のお人柄などを考慮し、大ホールの提案をすると、 受けれ入れて頂き、 結果的に贅沢なご葬儀となりました。
葬儀の実績 一覧へ

よく頂く質問

どのタイミングで電話すれば良いですか?

生前にお電話を頂くことによって、いざという時に混乱せずに冷静に対応することが出来ます。 ご不明な点があれば、どんな些細なことでも結構ですので、 いつでもお電話下さい。 相談後、必ずしも私共にご依頼いただく必要はございません。

事前に葬儀の相談をしていなくても万一の場合は依頼可能でしょうか?

もちろんご依頼可能です。 ただ事前に無料資料請求していただいたお客様に配布している7,000円の割引券がございませんので、 事前に無料資料請求されることをお勧めいたします。

長距離の遺体搬送は可能ですか?

可能です。 距離に応じて料金が決まりますので、詳しくはお問合せ下さい。

よく頂く質問 一覧へ

お客様の声

満足度
100%

迅速に対応していただき、ありがとうございました。

満足度
95%

ありがとうございました

満足度
100%

不記載

満足度
100%

華やかな葬儀になりました。

満足度
100%

丁寧に対応して頂きました。

満足度
100%

ありがとうございました。

満足度
100%

おまかせして、良かったです。◯◯様とても良かったです。

お客様の声 一覧へ

よく頂く質問

どのタイミングで電話すれば良いですか?

生前にお電話を頂くことによって、いざという時に混乱せずに冷静に対応することが出来ます。 ご不明な点があれば、どんな些細なことでも結構ですので、 いつでもお電話下さい。 相談後、必ずしも私共にご依頼いただく必要はございません。

事前に葬儀の相談をしていなくても万一の場合は依頼可能でしょうか?

もちろんご依頼可能です。 ただ事前に無料資料請求していただいたお客様に配布している7,000円の割引券がございませんので、 事前に無料資料請求されることをお勧めいたします。

長距離の遺体搬送は可能ですか?

可能です。 距離に応じて料金が決まりますので、詳しくはお問合せ下さい。

よく頂く質問 一覧へ

葬儀コラム

様々な角度から、世の中や人生を映し出す、古今の葬儀にまつわる話題を集めました。

コラム
心に残る家族葬のコラムライター募集
コラム
「役に立つ」の暴走:現代日本で失われた人文知の価値と井上円了の挑戦
コラム
現代と古代の旅の違い 変わる目的と変わらないリスク
コラム
曹洞宗が築いたお葬式の基礎 山に籠る修行から民衆の生死を見つめる儀礼へ
葬儀コラム 一覧へ

葬儀に関わる知識と情報

いざという時すぐに役立つ知識から、葬儀や法事一般の理解を深める情報まで、葬儀や法事の全て!

都道府県別葬儀のマナーと習慣 都道府県別
葬儀のマナーと習慣
家族葬における喪主の役割と作法 家族葬における
喪主の役割と作法
参列者としてのマナー 参列者としてのマナー 葬儀 Q&A 葬儀Q&A 葬儀後にするべきこと 葬儀後にすべきこと 葬儀 用語集 葬儀 用語集 葬儀・法事法要に関わる手続き 葬儀・法事法要に関わる
手続き
法事法要 FAQ 法事法要 FAQ 相続と相続税について 相続と相続税について
ま心を込めてDIY葬儀

心に残る家族葬

株式会社メルメクス
資料請求で7,000円お得!
0120-937-353