数年前、私は主人の都合で海外に滞在していました。その頃に祖父の容態が急に悪くなり、私はあわてて帰国しました。死に目には間に合わずとてもつらい思いをしたものです。そして、生前に祖父からかわいがられていた主人はどうしても都合がつかず葬儀にも参列することができませんでした。
葬儀に参列することが出来ない場合の4つの対処方法
そこで主人は祖父の地元の花屋に電話をし、葬儀当日には花の手配が間に合いました。主人が参列できなかったことは残念でした。でも、花を贈ることによって、主人の祖父への感謝の気持ちが喪主である私の父や家族に伝わりました。何よりも、亡くなった祖父が喜んでいたと私は信じています。
どんなに親しくても、やむを得ない事情で葬儀に駆けつけられない場合があります。そんなときは、
(1)弔電を打つ
(2)香典を送る(現金書留でも可能)
(3)代理人を立てる
(4)花を贈る
様々な方法で故人に弔意を表すことが可能です。
供花の送り方
次に供花の贈り方についてまとめてみました。
(1)葬儀を執り行う葬儀社に依頼する
(2)知り合いの生花店に依頼する
(3)ネットで申し込む
以上の方法で花を贈ることが可能です。中でも一番確実なのは(1)の葬儀社に依頼するがよいそうです。もちろん(2)、(3)の方法でも、会場や喪家名などが分かっていれば贈ることは可能なのですが、葬儀場によっては外部から持ち込みが出来なかったり、持ち込み料がかかる場合があります。また、葬儀の雰囲気に合わなかったり、宗派に合わない花を贈らないためにも、やはり①の葬儀社に依頼するのが無難な方法のようです。
最後に・・・
私の主人は(1)の方法ではなく、地元の生花店を調べて頼んだという(2)に近い方法でした。私が慌てて帰国し、私の両親にも遠慮して連絡をしなかった中、会場のみ分かっていたからです。それでも、何度かその葬儀場へ花を納めていたという花屋と相談して雰囲気にあった花を贈ってくれました。
急な葬儀に花を贈るということはそんなに多くはないと思いますし、状況によってどう贈ればよいか迷われることもあるかもしれません。いざというときにどんなことができるか覚えておき、その時にできる方法で故人への気持ちを表すことができればよいですね。