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迷信や不合理な言い伝えを数多く作ってきた葬送儀礼

北枕は縁起が悪いというのは比較的世間に多く流布している迷信である。この迷信はお釈迦様が死を迎える際に北枕にして横たわったという伝承から、死者を北枕にして横たえる風習が生まれ、そこから転じて北枕は死者に行うことなので縁起が悪いという迷信が生まれた。

現代では地磁気の関係などから北枕は体にいいという説や、お釈迦様は心地いいから北枕にしただけで縁起が悪いわけではないという説明をされることもある。このように葬儀に関する風習が生活に密着した迷信になっていることは多い。


夜中に布団を干すのは死者が使った布団を魔除けするための行為だった

亡くなった家族の遺体を自宅に迎え入れるとき、普段家で使っていた布団に死者を横たえることになる。葬儀が終わった後、そういえば遺体を寝かせていたあの布団はどうしたらいいのだろうと首をかしげたことはないだろうか。死体を横たえていた布団なんて気味が悪いと布団を処分する家も多いようだが、昔はもちろん、そんな勿体ないことはしなかった。

昔から夜干し、北干しと言って、葬儀に使用した布団は、北に向けて夜の間に干し、朝取り込むことで魔除けがなされ、布団は通常通りに使えるとされていた。布団の夜干しは縁起が悪いとされているが、それにはこんな理由があったのだ。

最近は、昼間は忙しいという理由で夜に布団を干す家庭もあるようだが、魔除けのための夜干しは現在でも行っている家があるので、今でも嫌がる人は少なくないだろう。


洗濯物の夜干しや畳まない洗濯物をそのまま着る行為

洗濯物も最近は夜に干す人が増えているが、これもかつては死者のために行う行為だったため縁起の悪いことだった。洗濯物も布団同様、夜干し、北干しと言って、死者の着物を夜じゅう北向きに干すという風習があったためだ。

もちろん洗濯物を夜に干したり北向きに干したりすれば太陽が当たらないので乾きづらく日光消毒もできないという実際的な理由もあっただろうが、葬送儀礼の夜干し、北干しと印象がかぶり、ひどく縁起が悪いと思う人も存在している。

乾いた洗濯物を畳まずにそのまま着る行為も縁起が悪いとされる。死者に着せる死装束は一度洗って畳まずに着せるという風習があったため、畳まない洗濯物をそのまま着るという行為も縁起が悪いとされているのだ。


迷信の多くは葬送儀礼が由来

他にもぬるま湯を作るために水の中にお湯を足す行為も、遺体を清める湯灌の際の行為であるので縁起が悪いとされる。

特に有名なのは左前で着物を着ること。これは死に装束の着せ方だ。

日常の中で何かが縁起が悪いと言われた時に、どうして縁起が悪いのか不思議に感じることがあるが、もしかしたらそれも日本の伝統的な葬送儀礼に関係する理由なのかもしれない。


ライター 森田
名シーンに学ぶ決定的テクニック100

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