なんだか8月に入り、夏の暑い毎日が続いていますね。
夏バテなんかしていませんか?
私は7月中旬に父が他界し、通夜・告別式・遺品の整理と忙しい毎日を過ごしていて夏を感じる余裕がありませんでした。
というかそもそも今年は私には夏はないと思っていました。しかし最近になってようやく蝉しぐれに耳を傾け、天まで届けとすくっと伸びたひまわりに力強さを感じ、また自転車で走っていく少女の小麦色の肌と麦藁帽子に「ああ、夏だ!夏っていいなぁ」と夏を楽しむ余裕が出てきました。
スイカ割りに線香花火、そしてお盆・・・あの世に逝った人達の魂が1年に1度この世に舞い降りそしてまたあの世に帰っていく・・・亡くなった父にとっては初盆です。
亡くなって間もない父。まだ近くにいるような気がします。
まだ49日も済んでいないので、やはり父が近くにいるような気がします。
亡くなった人を思う感傷にばかり浸ってもいられないので、葬儀を終えての総括ですが、今度のお葬式を振り返ってみて、お通夜、告別式と2日必要だったかな?と感じています。
というのは昔と違い2日続けて来る人がいないからです。
若くして亡くなった場合はその知人、仕事関係の人達のお悔やみで2日必要かもしれませんが、高齢で亡くなった父の場合は友人、知人も既に亡くなっていましたので、2日続けて葬儀を行う必要があったのかなと思うほど来て頂いて方は少なかったです。
現代においては一日葬でいいのかもしれませんね。
今、話題になってる「一日葬」をご存知ですか?
通夜を行わず、告別式のみを1日で執り行う葬儀です。
家族葬とも呼ばれていますが、身内だけで葬儀を行いその後火葬を行う新しい見送りのスタイル。これからどんどん浸透していくでしょうね。
父の葬儀を終えた今、葬儀は1日でいいなと実感しています。