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冠婚葬祭を中心に六曜が未だに根強く生き残っている理由とは

六曜は、冠婚葬祭の現場では重要視されがちだ。「結婚は仏滅を避け、大安にしよう」、「葬式で友引なんてとんでもない」など、このような意見は、誰しもが聞いたことがあるのではないか。しかし、この六曜は行政によって否定されている。なんと、公的な機関が発行する手帳に六曜が掲載されていたため、回収されたケースもあるのだ。なぜ六曜の取り扱いにこれほどまで差が出たのだろうか。


六曜には無根拠で無科学な吉凶が付いている

友引に葬儀は避けるのは、「友を引く。大切な人を死に引き込んでしまう」からだといわれている。しかし本来、友引は「留連(りゅうれん)」という言葉だといわれており、その意味は「事成り難し。進み引きなく、勝負がつかない」ことだ。

仏滅についても、「仏の功徳もない」という意味に由来するため仏教とは関係がなく、仏教の形式が多い葬儀では全く気にする必要はない。

むしろ仏教では占いなどの迷信を否定し、本質的に因果関係によって物事が決まるとされているため、六曜に対しては否定的な考え方なのだ。


六曜で教育を受けてきた人たちの名残で六曜は生き残ってきた

これには、六曜を扱ってきた歴史に関係があると思われる。六曜は中国で誕生したとされ、日本へは14世紀の鎌倉時代に伝来したとされている。

明治時代には政府によって「六曜は迷信だ」と一度禁じられたものの、太平洋戦争の前後には再度広まった。特に太平洋戦争時代に教育を受けた世代には六曜の考え方が深く根付いたとされる。

亡くなった人の兄弟や、その世代の教育を受けた世代が喪主を務めることが多いため、葬儀の業界では六曜の影響を色濃く残している、ということだ。


社会全体で六曜に否定的ではあるが…

社会全体の動きとしては、吉凶付きの六曜に対して、差別や偏見を生む可能性があるとして否定的である。しかし、まだまだ六曜が掲載されているカレンダーがたくさんあるため、馴染みが薄いというわけでもない。時代が移ろい、六曜の意味はよく知らないまでも存在は根強く残っているというのが、カレンダーからも読み取れる。

仏教からは否定されているのに、仏教の行事と絡めがちな六曜。これも数多の宗教を取り入れ暮らす日本人ならではの現象といえるのかもしれない。


ライター

記事掲載日:2020/06/01

大泉洋 大泉エッセイ

大泉洋 大泉エッセイ

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