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遺品整理にあたってリサイクルショップを検討する方への注意事項

亡くなった方の遺品整理では、残されたご家族が大変ご苦労なさっているという事を私はよく存じています。

なぜなら私は、過去にリサイクルショップに勤めておりまして、その時に遺品についてたくさんの御相談をお受けしていたからです。

もちろん遺品以外の品物を扱う事が通常なのですが、遺品を整理しているご家族は、便利屋のような業者に処分をお願いすると費用が高くなってしまうが、リサイクルショップであれば、値がつく品物もあるかもしれないし・・・とお考えになるようで、まず最初にお話されるのがリサイクルショップのようです。


ご家族だけでなく役所からのご依頼もありました

私が勤めていたリサイクルショップは、何でも扱っている店舗で大きな家具や家電など、店舗に持ち込めないものは、お電話を頂き、買取りという事で品物があるお宅やお店、会社などへ買取りの担当者が出向いていました。

その買取りの中で、遺品整理のために家を1軒を丸ごと査定して欲しいというご依頼も数件ありました。

ご事情を聞くと、大概は高齢者が1人で生活していたところ、ご病気を患い亡くなってしまった。という事が多く、その場合にはご家族からのご依頼だけではなく、市や区の職員からのご依頼という事もありました。

そして買取りが出来ないものに関しては処分して欲しい。というご希望がほとんどなのですが、私が勤めていたリサイクルショップは、基本的には処分という事はしておらず、手を加えて綺麗にしたり、なおしたりすればまだ使える品物をお客様から買取りし、きちんと使える状態までにして、また次の方へお譲りする事が目的なので、予めお客様にはきちんと処分は出来ません。とお断りをしてから伺っていました。


買い取ることが難しい品物がほとんど

実際に伺って品物を見ると、数十年経っているタンスや、鏡台、食器棚、テーブルなどがあり、製造年がバラバラな家電製品。冷蔵庫や洗濯機、炊飯器や電子レンジなど1人で生活していたとはいえ、たくさんの品物がありました。

そして数十年経っているタンスの中には着物がたくさん入っていたり、未使用のリハビリパンツが未開封で数個積み上げられて置いてあったのです。

1つずつ査定をしてみると、値がつかない品物がほとんどなのですが、それを立ち会っているご家族や市や区の職員に伝えると、10人のうち9人ぐらいの方が『お金は要らないから、引き取ってもらえないだろうか?!』と言われます。

こうおっしゃる方は、分別をする手間や時間、処分費などを軽減する為におっしゃられているのですが、先に述べたようにリサクルショップとしては非常に難しいところなのです。

数十年経っているタンスは、昔あった婚礼ダンスで、正直なところ現代ではあまり売れませんし、古い家電などは例え修理したとしても次の方へお譲りしてもすぐに壊れてしまう可能性が高い。
こうなると、店舗としてはクレームのもとになってしまうので出来れば扱いたくないのです。

そしてタンスの中の着物ですが、どれだけ質が良くても最近では着物を着る方が少ないので、早々売れるものではありませんし・・・結果的には着物以外はお引き取りする事にし、この着物だけは良いものがあったので、着物専門の買取り業者をご紹介する事にしました。


再利用するのか処分するのか、遺品整理は勇気がいります

ご家族が同居されていた方の遺品整理に関しても同様で、なるべくなら1つでも多くお引き取りしたいのですが、やはりどうしも扱えない品物は違う業者をご紹介する事で、少しでもお役に立てたら・・・という思いで仕事に従事していました。

亡くなられた方の品物を処分するというのは、ある意味とても勇気のいる事だと思います。使える品物はどなたか使ってもらいたい。それがご家族の本音なのでしょうが、昨今の住宅事情などを思うと全てが思う様にならないところに歯がゆさを感じました。


ライター 森村 凛子
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