クリスマスが近づき、終わる頃には年賀状の準備に追われます。
ここ数年で、住所を知らない相手にSNSを通じて年賀葉書を送れるサービスが始まりました。
普段会う機会がない場合、人間関係が希薄になりがちですが、年賀状という「モノ」を手にする事で新鮮な感動があるのではないでしょうか。
喪中であれば年賀状は控えましょう
年賀の挨拶は受け取る側も送る側も楽しめるイベントです。年賀葉書は疎遠になっている相手であっても一年に一度、近況を知る事ができます。年賀葉書は時間や距離を一気に縮める効果があると思います。
しかし思いがけず喪中葉書が届き、初めて相手の不幸を知る時もあります。
年賀葉書に対し親族に不幸があった時に知人に送る葉書が喪中葉書です。
普段から親交がある間柄であれば親族に不幸があった場合、すぐに喪中葉書を出し新年の挨拶を遠慮する事を伝えます。
喪中葉書は訃報を知らせる葉書なので暗い色使いで簡潔な文章で書かれているのが一般的です。
喪中葉書が届いたら?
意外と知られていないのは喪中葉書を受け取った後の行動です。
喪中葉書を受け取ったらあなたはどうしますか?
慣例だと線香を持参して故人宅にお悔みに伺います。慣例を大事にする事は大切ですが、一方で形式的過ぎて味気なく感じてしまう事があります。
そんな時、故人を偲ぶ気持ちをもっと違う形で個性的に伝える方法があります。
それが「好物ろうそく」です。
好物ろうそくって?
お悔み商品の定番と言えば線香ですが、最近は故人の好物を模したろうそく「好物ろうそく」への関心が高まっています。
好物ろうそくはビールやさんまの塩焼き、お寿司などバリエーションが豊富で、まるで食品サンプルのような華やかさがあります。
これらは食品そっくりですが、もちろんろうそくとして使えます。
故人の生前の好物をろうそくに変え、お悔みの気持ちを贈ります。線香と併せて贈っても喜ばれるでしょう。
「好物ろうそく」は故人を偲ぶ気持ちと個性を表現する事ができる「お悔み商品」として話題になっています。
故人との思い出を「好物ろうそく」に託してみるのも良いのではないでしょうか。