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お彼岸のお墓参りをした後、鎌倉宝戒寺の春彼岸会法要に参加してきた

お彼岸の晴れた日に、朝早く市営の墓園に墓参りに出かけた。墓園は台地を開発した37万平方メートルに及ぶ広大な土地で、一体、何万基あるのか、見当もつかないほど数多くのお墓が建てられている。周囲は高い木々に囲まれ、広々として明るく、開放的でとても気持ちが良い。植栽や芝生の手入れも行き届き、魂が安らかに眠るのにふさわしい場所と言える。


50年前に購入した芝生墓地へお墓参り

普通墓地と芝生墓地は半々で、私は50年前の第1期の募集の時に、欧米映画で見た芝生墓地が、きれいで良いなと思ったことから、芝生墓地に応募して、永代使用権を得ていた。芝生墓地は外柵や墓誌が不要で、建設費用が抑えられるのも選んだ理由の一つである。管理料は芝生の手入れや雑草の除去などが必要なので、芝生墓地の方が少し高い。

普通墓地と芝生墓地はそれぞれ一長一短あるが、個人的には、今の芝生墓地に満足している。墓石が横長で地震による倒壊の危険が少ないだろうし、高さがないので、見通しが良く、簡素ですっきりしている。小高い丘から見下ろす芝生墓地群は整然と隊列を組んで並んでおり、芝生に映えて美しい風景を生み出している。いつの日か、私がこのお墓に入ったら、子供たちや孫たちは来てくれるだろうか。楽しみでもあり、心配でもある。


墓碑に刻まれた様々な文字や言葉

私が建立したお墓の墓碑銘は伝統的な「〇〇家」に家紋を刻んでいるだけであるが、周りを見渡すと大半が私のお墓と同じである。なかには言葉を刻んでいるお墓もある。複数あったのは「和」、「眠」、「やすらぎ」、「憩」、「偲」、「慈」、「想」、「心」、「こころ」、「愛」、「ありがとう」などで、変わったところでは、「風」の字に海とヨットが刻まれたものもあった。

また、宗教や宗派の言葉を刻んでいるものもかなりあった。例えば「南無阿弥陀佛」(天台宗)や「南無釈迦牟尼佛」(曹洞宗、臨済宗)、「妙法」(日蓮宗)、倶会一処(浄土真宗)などがそれで、十字に聖書の一部を刻んだキリスト教のものもあった。故人の遺志や建立者の思いが込められているのだろう。


宝戒寺の春彼岸会法要に参加

お彼岸の中日には鎌倉宝戒寺の春彼岸会法要に参加した。宝戒寺は滅亡した北条氏の霊を弔うため、後醍醐天皇の命を受けた足利尊氏によって、北条氏の屋敷跡に建てられた。今の時期は椿、白木蓮、蝋梅、枝垂れ梅などが咲いているが、秋の萩が特に有名で別名「萩寺」とも呼ばれている。父や母の葬儀をお願いしたご縁で、檀家ではないが、色々な行事に参加させていただいている。

参加者は60名ほどで、高齢者が殆どである。法要の後、住職の法話があり、最後にお萩をいただいて、お寺を後にした。


次は高倉健が眠る光明寺のお墓

次に訪れたのは北条氏の末裔と伝えられ、北条氏ゆかりの宝戒寺に毎年卒塔婆を奉納していた高倉健のお墓のある材木座の光明寺だった。

宝戒寺は天台宗のお寺であり、浄土宗の信徒であった高倉健は浄土宗のお寺である光明寺に眠っている。お墓は山門近くの一番良い場所にあり、墓石の石工は鎌倉で創業400年の歴史を有する「石長」で、威風堂々として高倉健を思わせる佇まいである。180センチメートルの高さは高倉健の身長と同じで、出演したすべての映画の台本を積み重ねた高さでもあるとの説明が書かれてある。高倉健亡き後、あのようなカリスマ性を持つ俳優はいない。


春の花「牡丹」 秋の花「萩」

お彼岸につきものの「牡丹餅」と「お萩」は基本的には同じ食べ物であるが、それぞれ季節の花にちなんだ名前で、春の花である牡丹にちなんだものが「牡丹餅」で、秋の花である萩にちなんだものが「お萩」である。

実際には春のお彼岸に食べるものも「お萩」と呼ぶことが多いようで、牡丹餅の影が薄い。市内の老舗和菓子店でも春に「お萩」として売っているし、宝戒寺の住職も「お萩」を召し上がっていってくださいと仰っていた。甘党の私はどちらでも良いが、今年は「棚から牡丹餅」のような幸運が舞い込むことを期待している。


ライター 三宅 薫
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