見守りサービスについて、あなたはどのくらい知っていますか?
きちんと調べてみたことはありますか?
実際に利用している方は、その便利さも、また弱点もよくご存知でしょう。
見守りサービスが必要だと考えた祖母の一人暮らし
私には、離れた場所に住む祖父母がいました。
祖父は地元の病院に入院していたので、祖母が一人暮らし状態でした。日常生活はどうにか間に合っていたようですが、当時もうかなりの高齢でした。
久しぶりに訪れてみたとき、家のあちこちには、掃除の手が届かず、汚れや埃が溜まっていました。布団なども、干すことが滅多にないようで、私が風邪を引いてしまったくらいです。
祖母には友人が複数人いるので、少しは安心していたのですが、何かあった時にすぐに気づけないと大変です。そこで、見守りサービスが必要だと考えました。
電気やガスの使用量を通知してくれる見守りサービス
私はすぐに母と、見守りサービスについて話し合いました。
ベッドや床に設置し、何かしらのアクションを起こすと、事前に登録しておいたメールアドレスへ通知してくれるようなものは、身体能力が衰えている人などには特に向いています。朝起きたか、ベッドを出たか、トイレで転んでしまっていないか、確認できるのです。
それから、認知症の方のために、薬を飲む時間を教えてくれるようなものや、外出しそうになったら連絡をくれるサービスもあるようです。他にも、防水加工されているペンダントを握ると警備員が駆けつけてくれるなど、本当にたくさんのサービスが、今はあります。
そんな中、ある画期的なサービスを見つけました。
それはガスや電気の使用量を、毎日教えてくれるのです。
これは電気会社やガス会社が行っているので、社によって違いはあると思いますが、きちんと生活できているか確認できるだけでなく、異常な利用をしていないかチェックすることもできます。これは便利だと、母と微笑み合いました。
様々な見守りサービスがある中で、ご自身の状況に合わせて選びましょう
多種多様のサービスの中から、自分たちの状況に合ったものを選ぶのは大変です。
しかし、よく吟味して決めたものはやはり信頼できますし、普段からもしものことばかり考えて生活せずに済むので、私たちの立場としても、祖母の立場としても、安心な上、迷惑をかけずにいられます。実際、祖母が具合悪くなったとき、1日以内に気づけたので、なんとか対応できました。
突然その時がきて、慌てないようにするためにも、見守りサービスは重要だと、改めて考えてみる機会をもつことが大事です。