テレビで特集され、CMも放映されている「喪中見舞い」。
近年、家族葬など周知しないスタイルの葬儀も増え、故人の周囲はだいぶ後になってから訃報を知るといったケースが少なからずあります。
そのような時に、見舞い品を送ることで故人を悼む気持ちを伝えられるのが「喪中見舞い」です。
家族葬の為、参列できない方に向けたお別れの御挨拶
筆者が「喪中見舞い」について知ったのはつい最近です。筆者の周囲も同じく最近になって初めて知った様子。(やはりテレビで報道された影響でしょうか)
この習慣は根付くのが、今後どういった展開をしていくのか。
こういった習慣が生まれたのは、死生観含む価値観の多様化が背景にあるのだろうか?と、非常に興味深く感じております。
身内中心の葬儀が増えた昨今、お別れのご挨拶代わりにと、何かしらでお悔やみの気持ちを伝えたい方も増えているのかもしれません。
喪中見舞いの代表例って?
喪中見舞いのお品物について少々ご紹介しますと、代表的なものは上質なお線香。
特徴的な香りのお線香もご用意されています。桜・フローラル・沈香……と、バリエーションは豊富。
煙も少なく設計されており、故人を悼む気持ちが深い香りとともに伝わるよう、随所にこだわりが感じられます。
お値段はお品物によりけりですが、三千円~が目安でしょうか。
また、「喪中見舞い」に「お悔やみご挨拶状」を添付できるサービスもあり、より心遣いが伝わるよう工夫されております。
家族葬の浸透に伴い喪中見舞いも増加傾向?!
あるアンケートでは、全体の8割以上が(葬儀スタイルは)「家族葬が望ましい」と答えているそうです。
家族葬が浸透するにつれて、「喪中見舞い」も浸透していくのかもしれませんね。
もしくは、また新たなサービスや習慣が生まれるのでしょうか?
広く支持されるものは残り、そうでないものは消え、自然淘汰されていく。
何事もそうですが、価値観の多様化が進むにつれてユーザーの目も肥えていきます。
そんな世相の中、「喪中見舞い」は今後どのような展開を見せるのでしょうか。一個人としても関心を寄せる日々です。