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火葬かそう

火葬とは?

亡くなった人の遺骸を、焼却することです。また焼却した後の骨を葬ることをいいます。荼毘に付す、とも言われます。

現在、日本では火葬が主流となっています。特に火葬にしなければいけないという決まりがあるわけではありませんが、土葬などで発生する衛生面の問題や、場所の確保が難しいことから、特に都市部などの自治体によっては、細かい取り決めがなされているところもあります。

火葬の方法は、主に火葬場にある炉によって行われます。かかる時間はだいたい1時間から2時間程度とされています。そして火葬したあとの遺骨は、骨あげという儀式によって、拾骨されていきます。骨あげの儀式は地域や宗教によって多少の違いはありますが、一般的には、足から頭に向かって順番に拾いあげていきます。一つの箸を二人一組となって持ち、係員の言う通りに骨を拾いあげ、骨壺に納めていきます。そして最後には、亡くなった人と一番縁の深かった遺族の手によって、喉仏の骨を納めます。

欧米では、宗教観によって今でも土葬が主流となっています。キリスト教では、人は死後に復活することが信じられており、またイスラム教では、肉体を消失させるとは禁じられているのです。

実は今は火葬が主流の日本でも、明治時代のはじめ頃までは土葬が一般的でした。この頃は遺体を傷つけてはいけないという思想が強かったようです。しかし火葬が増えはじめたのは、仏教が広がっていったことも理由にあるようです。釈迦が火葬された事実が影響を及ぼしていることは言うまでもありません。

火葬の豆知識:世界の火葬

現在、日本での埋葬方法は火葬がほとんどを占めていますが、実は火葬をこれほどまでに行っている国はありません。

中国では、約67%が火葬。韓国では49%が火葬を行っていて、あとはほぼ土葬ということになっているようです。中国や韓国では、儒教の思想が支配しており、その考え方からすると、遺体を火葬で消滅させてしまうことは、重大な親不孝となってしまうのです。
最近はこの儒教思想もずいぶん薄らいできているようで、考え方も多様となってきており、火葬を行う人が増えてきてはいるそうです。

欧米については、現在でも土葬が主流となっています。遺体を焼いてしまうと復活できないという考え方から、火葬は敬遠されています。特にフランスは敬虔なカトリック信者が多く、火葬を行っているのはわずか30%にとどまっています。

しかしプロテスタントの多いイギリスは、なんと73%が火葬を行っているとのこと。プロテスタントでは合理的な考え方だから、とも言えるのですが、やはり日本と同じ土地の問題が一番切実な理由なのではないでしょうか。その証拠にアメリカもプロテスタントが多い国ではありますが、火葬の率は40%となっています。

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