エンディングノートは、自分の人生を見つめ、終末期に向けて自分の希望を書きとめるノートです。近年流行語大賞になったほどで、シニア世代だけでなくあらゆる世代に浸透してきているのではないでしょうか。終活をするのに欠かせない取り組みの1つですね。
正直、大学ノートでも事足ります!
「自分にもしも何かあったら…」伝えたいこと、残したいことをまとめるのに大切なアイテムでもあるエンディングノート。もちろん、これは大学ノートのような普通のノートに書いてもよいのです。
しかし、エンディングノートに残す内容の範囲は広く、またどのように書いたらよいか分からないこともあります。そんな人のために、今では、本屋やネットでさまざまな書き込み式のエンディングノーが売られています
迷ったらまずは何を見るべき?
■葬儀に関する希望
■延命に関する事前指示
■介護が必要になった際に希望すること
■相続についての考え …など
多くの市販のエンディングノートには、これらの内容が盛り込まれています。
どれも同じような内容が多いけれど、その中でも自分に合ったエンディングノートはどんなものか迷うことがあるかもしれません。
中には非常に役立つ知識を載せていたり、書きやすい形式になっていたりするものもあります。
エンディングや終活についてあまり知らない場合には、書き進めながらエンディングにまつわることを学べ、まとめられるエンディングノートがおすすめです。
それでも迷ったらこれがオススメ!
どうしても書き残しておきたい わたしの記憶・家族の記録(自分史・家族史年表)〜自分史づくりで最初にすること〜[A4判冊子式]
これまでとこれからを記録する「自分史」タイプ
自分の死後の意志を思い描くとともに、過去の自分を振り返ることができる「自分史」。自分のこれまでを家族に伝えることができますし、過去を見つめ直すことによって、将来や死後にどうしたいかということが見えてくるかもしれません。
健康管理について・財産の管理と今後の計画など、一般的なエンディングに関する内容も盛り込まれています。
延命について特化したエンディングノート
「私の四つのお願い」の書き方―医療のための事前指示書
医療の高度化によって、私たちはこれまで以上に長生きができるようになりました。しかし、意識もない中チューブにつながれて、自分の意志とは関係なく苦しみの中で延命治療が施される…こうした延命に関する問題も社会的に知られてきています。
でも、命に関わること、死生観が関わるこのテーマはとても難しく、簡単に決めて記せるものではありません。
こうした医療のテーマをどう考え、どう自分の希望を残したらよいかということが分かりやすく書かれており、書き込めるようになっています。