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お墓という埋葬がそぐわなくなりつつある今、墓じまいが増えるのは当然?

昨年の夏ごろの新聞記事に「墓じまい」についての記事を目にした。当時の新聞記事は、一人暮らしの高齢者を対象に内閣府が行った意識調査(2014年度)で、終末期医療、葬儀、お墓のそれぞれについて「準備や方法を、どの程度考えているか」について聞かれていたものであった。そして、その3つの項目のうちお墓について「具体的に考えている」とした人が42.1%と、ほかの2つに比べ高かった。特に未婚女性では51.4%の人が、お墓について具体的に考えているという。


先祖代々が埋葬されてきたお墓をまず廃墓せざるを得なくなっている

その新聞記事で「お墓の大問題」などの著書がある吉川美津子さんが述べている。

独身者の墓選びの注意点は、先祖代々の墓がある人は、それを残すかどうかを決めることが重要であるという。結婚せずに生涯独り身を通す人が多くなっている現代、先祖代々のお墓を継承するという概念が崩れてきているのではないか。たとえ、自分が死ぬまで墓守をしたとしてそれを引き継ぐものがいなければ、自分の代で「墓じまい」をするという発想にたどり着くのだろう。


墓じまいとなれば、当然増えるのが自然葬

そのようなお墓を継承するという概念が薄らいでいることにより最近では、雑誌やインターネットで自然葬、海洋葬、宇宙葬、バルーン葬といった言葉を目にすることが多くなってきた。これらは、いずれも散骨という葬送にあたると思うが、自分たちで勝手に執り行っていいものではない。散骨には、さまざまなルールや規制があるので希望する場合には、葬儀社や専門の業者に相談することをすすめる。いずれにしろ、散骨とは、亡くなった人を自然にかえすという考え方に基づいているものであろう。


それぞれが答えを出さなければならないお墓問題

お墓に対する考え方が、最近の10年、20年で変わってきたように感じる。我々が子どもの頃は、墓を継ぐのは代々の長男が継いでいくものであるという認識があった。そのため、次男や三男、そして女性はそのお墓には入れないという考え方があったからこそ、どんどんお墓も作られてきたし墓苑といわれるような場所も開発されてきた。しかし、いま社会的な問題として持ち上がっているのは、その墓を継ぐ者がいないということである。

前段での「墓じまい」の話しや継ぐ者がいないのならという散骨の考え方も含め、宗教の果たす役割が薄らいでいることは確かだと思う。それぞれが確固たる宗教を持ち、その考え方のもと死後のお墓のことなども、今まではなされてきたはずであるが、ここにきて、社会的な問題になっていることは、少子高齢化の問題だけではないように思われる。近い将来、それぞれが自分なりの結論を導き出し、それぞれのお墓問題を解決していく必要があるのだろう。


ライター東郷平気
廃墓ール

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