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【都道府県別の葬儀】ナーチャミーという沖縄独特の墓参りと一風変わった線香

前回の記事で紹介したが、故人の遺体を自然に白骨化させる風葬や洗骨といった埋葬方法や、亀甲墓、破風墓といった巨大な墓に見られるように沖縄は葬儀において独特な風習が今日でも沢山残っている。


沖縄独特の墓参り「ナーチャミー」とは?

まず臨終時だが、死の穢れを 免れる為に妊婦や妊婦の夫は立ち会ってはならないとされている。現在沖縄本島ではほとんどが火葬となっているが、納棺、葬儀、火葬、告別式の一連の儀式を1日で行う。その翌日には早くも墓参りにいく「ナーチャミー」という風習がある。

朝早くに遺族が茶や花などの供物や重箱を持参して、故人が極楽浄土へ行けるよう祈るのだが、これが初七日まで毎日毎日続く。

このナーチャミーにはじまり、四十九日までは一週間後ごとに故人を供養する法要を営むが、これを「スーコー(沖縄の方言で法事の意味)」と呼んでいるようだ。

四十九日をもってひと段落するのは日本の他の地方と同じなのだが、ここまできちんと故人の供養を行うのは、仏教や神道といった宗教ではなく、先祖崇拝を重んじる沖縄の特色によるものだろう。
同時に沖縄では死者の穢れに対する畏怖の念が非常に強く、それを払拭しようとする表れとも言える。


沖縄独特の線香

葬儀だけではなく、葬具も他の地方にはない特徴的なものが多く見らており、線香も「平御香」といい、黒く平たい板状の形をしている。

長さ15センチ、幅2センチほどで、5本の筋が入り、1平(本とは数えない)が丁度6本の線香に分かれているような形状だ。一般的には2平と半分、つまり15本を使う。この2平分の12本には十二支あるいは12ヶ月の意味があり、残りの2分の1平(3本)は天神、地神、竜神宮を意味している。つまりは故人の供養を含めて、全ての願い事に用いているようだ。

また、旧暦3月に先祖供養をする清明祭り(シーミー)や旧盆には「紙銭(かびじん)」という名前の紙のお金(冥銭)を燃やす。黄土色のごく薄い紙の全体に縦横10列の穴の空いたコインが型押しされており、燃やす事であの世へ届けて故人に使ってもらおうとする意味がある。これは本土の葬儀風習と同じものなのだろう。


沖縄では、喪服も独特?!

沖縄県では一般の会葬者は告別式やお別れの会に参列するが、喪服ではなくても許される事が多いそうだ。そもそも南の島である沖縄県は亜熱帯の気候ゆえにかなりの暑さになる為、スーツや礼服が適した風土とは言えない。アロハシャツのような開襟半袖シャツ「かりゆしウェア」がスーツに次ぐ正装の位置になっているのもこのせいなのであろう。その為、告別式に会葬者がこのかりゆしウェアを着て参列するのも許されるのだ。

ただ、喪服に比べれば如何せんカジュアルなのも事実だ。また若年層の会葬者などは喪服でもスーツでもなく、薄手の黒いシャツに黒いズボンといったかなりラフな格好で 参列することも多いようだ。ちなみに最近では葬儀用の黒いかりゆしウェアも登場している。


本土との違いが多い沖縄の葬儀風習

如何だっただろうか。地理的にも南に位置し、南方の文化圏に属する沖縄県では他の地域よりも特徴的なしきたりが今でも多く見受けられるが実に多様で面白いものだと筆者は思う。

本土との明確な違いはあれど、故人を偲ぶ気持ちは人類を通して皆同じなのかもしれない。


ライターKossy
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